ケータイ小説 野いちご

俺の隣にいないと、ダメ

2、オーナーとサナちゃん





***



「ゆずさ、今日遊びに行かねー?」



あれから数日。



樹羅とは毎日一緒にいるし、



馬鹿みたいに喋ってる。



クラスの子たちはけっこう驚いているみたいだ。



あの暗い子とヤンキーが仲良くしてるって。



だけど私たちはお構い無く絡んでいて、



今日、樹羅がついに遊びに誘ってくれた。



友達と遊びに行くのはいつぶりだろう。



私も気分が高鳴って、



「行く!」



と元気よく言った。



「クラブなんだけど行くかー?」



そう言った樹羅に私は、あのテレビで見るパリピの人たちが行くところ?と聞いてみる。



樹羅はそうそうと頷いて、



私はそんな別世界みたいなところに行く樹羅に、素直に凄いと思った。




 

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