┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 遥side 俺の腕の中で泣いている奈乃。 ずっと会いたくて好きって伝えたくて仕方なかった人。 そんな人が今俺の彼女になってる。 よかった。今日ここに来て。 予感がした。 ここに奈乃がいる気がしたから。 「好き·····遥くん」 不意打ちはずるい。 顔を上げそうになった奈乃を必死で手で止める。 「な、なんで!」 「見るな」 絶対顔赤いから。