キーンコーンカーンコーン 授業終了のチャイムが 鳴り響いた。 バラバラとまばらに 人が帰っていく。 「愛理〜〜〜!!!!!」 親友の南が駆け寄ってきた。 その後ろにいる男子3人は 悠斗、龍二、慶介。 この3人も 親友と呼べる存在だった。 あたし達は、 いつも放課後残って喋っていた。 そして今日も教室に残った。 あんな事が起こるとも知らずに。