ケータイ小説 野いちご

身長差30cm、年の差12才、この恋あり

恋よりも仕事
本命の元カノ佐々木加奈子さん

今日はもう加奈子さんの事はいいかな。


聖夜に仕事に戻ろうと、声をかけようとしたら。


ファミレスに綺麗なお姉さんが現れた。



え、ぇ、加奈子さんが登場って訳ですか。


絢香さんが呼んだの。



聖夜の顔色が変わる。



なんか、不味い事があるとか。


この場に私はいない方がいいかも。


「私はお店に戻るよ。」


「おばさん、逃げる気。」


嫌、違うけど。


女が3人で、聖夜を取り囲むなんて、無理。


聖夜と絢香さんと、加奈子さんで話なさいよ。


私は関係ないから。


関係ないと思います。



「あなたが今の聖夜の彼女さん。」


頷くと。


「聖夜の趣味変わった。聖夜には似合わない。」



綺麗な顔できつい口調。


私とは見た目も全く違う。


身長は高いし、スリムでモデルさんみたい。



「加奈子は何をしに来たの。俺たちは別れてるはずだ。加奈子に何の未練もない。」



加奈子さんが聖夜をにらみつける。


綺麗だけど怖い。


この場から逃げたいです。


席を立とうとすると、聖夜に抑えつけられる。


《逃がさない。》


聖夜の心の声が聞こえた。


怖いよ、聖夜。


「加奈子さんは聖夜とよりを戻したいんだって。加奈子さんが聖夜の彼女なら、諦める。」


聖夜、離しなさいよ。


私がいなくてもいいでしょ。


「悪いけど、加奈子とやり直すつもりはないし。俺が好きなのは美莉なんだよ。二人ともいい加減にしろ。」


聖夜が私の腕を持って、立ちあがり、無理矢理私を連れて歩き出す。


まだ、ジュース飲んでないし。



「待って、聖夜。これからは何でも聖夜の言う通りにするから、お願いだから、考え直して。」


加奈子さんを無視して歩く聖夜。


イライラする。


聖夜の腕をふり払う。



どいつも、こいつも、本当にめんどくさい奴。



「三人で話して下さい。」



そのまま、ファミレスを飛び出した。


いい加減にしろ。


ひたすら、走る。


え、何で、聖夜が走って来るのよ。



あ、直ぐに追いつかれた。











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