4月1日
東京、青南大学付属青南会病院



地元北海道の大学を出て、そのまま2年の研修を終えた僕は、縁あってここの高度救命救急センターで働くことになった。


青南の救命と言えば日本トップクラス



医師になった目的が目的だっただけに、ここで働けることになったことはとても光栄な事だった。





「おはようございます。今日からお世話になります、佐々木颯斗です。よろしくお願いします。」







「部長の矢野です。よろしく。」