ここは山深い田舎町。
役場のある市街地まで一時間もかかるここはある意味陸の孤島。

そんな小さな集落の田舎町には、秘密がありました。

住人の大半が、実はあやかしなんです。

そんな町に住む、私は人間なんだと思ってました。

大好きな幼なじみの彼と、この先について揉めるその時までは……