「ちょっと〜、七瀬さーん。
こっちも手伝って!」


「あ、はい〜!」




大体は察しがつきますか?みなさん。


今日は色々あって忘れかけていた、文化祭の3日前なのです!


「ああ、音羽。こっちにも来てー!」



「ち、ちょっとお待ちを…」


うーん、めちゃめちゃいそがしい!


こんなに大変なんだね!


「音、忙しそうにしているけどちょっと休んだ方が良いんじゃない?」


ひとり、バタバタしていると蘭が心配そうに声を掛けてきた。


「え、大丈夫だよ!
せっかく頼って貰ってるんだから、ちゃんと期待に応えなきゃ!」


そこまで弱っちくないからね!


安心しよ、蘭!


「仕方ないわねぇ…」