ケータイ小説 野いちご

先生は溺愛ダンナさま

ダンナさまは尊い
先生の背中



翌週の水曜日、私は母校の廊下をウロウロと歩いていた。


私立N女子高校は、私の母校であり今なお旦那様が教鞭をとっている私達の出会いの聖地。


ああ、懐かしい学校の匂いだ。


授業が終わった放課後の校舎やグラウンドからは部活動の生徒達の声が聞こえてきて、活気があった。


「理人さん、どこだろう」


あ、そうだ、理人さんを探す前に先に仕事の用事を済ませないといけなかった。浮かれている場合じゃない。


私がどうして、ここにきているのかと言うと、短大の学生課の私の上司、藤川さんからのお使いを頼まれたからだ。


この秋に行われるN女子高校の文化祭のポスターを高校の職員室へ貰いにいくようにとのこと。


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