ケータイ小説 野いちご

【完】お前のことばっかり考えてる。

Chapter ▷2
「俺が一緒にいたいから」



雛形との電話が終わって部屋に戻る。


すると、中が騒がしかった。



「永瀬タイミング悪いなー。さっき、俺たちのグループの女子3人が来てたんだぞ」


「お前にしか用ないって言って帰ったけどよ」


「……そう」



コイツらと同じグループの女子?

つまり、雛形と同じ部屋のやつら?



「北森に狙われてんぞ、お前」


「そういや、飯盒炊飯のときも話しかけてたしな」



……飯盒炊飯。

ぜんぜん覚えてねぇんだけど。


話しかけてきたのが北森って名前だということ自体知らない。


雛形とご飯作ったことしか頭に残ってない。


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