いつもの時間にセットしたアラームが鳴る前に目が覚め、解除してベッドから起き上がった。
そのまま窓のほうへ移動してカーテンを開けると、雲ひとつない青空が広がっていて、眩しい朝陽に目を細める。
昨夜はほとんど寝ていないのに、不思議と眠くなくて目が冴えている。
ベッドサイドに置いてあるスマホを取りにいき、あるメッセージに目を通した。【明日になって、昨日の告白はなかったことにしてくださいって言うのは、ナシだからな? おやすみ】
「やっぱり夢じゃなかった」
副社長からのメッセージを見て、朝から身体中の熱が上昇していく。
「どうしよう、顔がにやけちゃいそう」
滅多に感情が顔に出ることはないのに、今日ばかりは自信がない。感情がだだ洩れしそう。
現に化粧台で自分の顔を確認すると、頬や耳が赤く染まっていて、頬は緩んでいた。
「だめだ、引き締めないと」
慌てて顔に手を当てて表情を引き締めた。
両想いになったということは、副社長は私の恋人なのかもしれないけれど、会社では彼は副社長で、私は秘書。しっかりケジメをつけないと。
そのまま窓のほうへ移動してカーテンを開けると、雲ひとつない青空が広がっていて、眩しい朝陽に目を細める。
昨夜はほとんど寝ていないのに、不思議と眠くなくて目が冴えている。
ベッドサイドに置いてあるスマホを取りにいき、あるメッセージに目を通した。【明日になって、昨日の告白はなかったことにしてくださいって言うのは、ナシだからな? おやすみ】
「やっぱり夢じゃなかった」
副社長からのメッセージを見て、朝から身体中の熱が上昇していく。
「どうしよう、顔がにやけちゃいそう」
滅多に感情が顔に出ることはないのに、今日ばかりは自信がない。感情がだだ洩れしそう。
現に化粧台で自分の顔を確認すると、頬や耳が赤く染まっていて、頬は緩んでいた。
「だめだ、引き締めないと」
慌てて顔に手を当てて表情を引き締めた。
両想いになったということは、副社長は私の恋人なのかもしれないけれど、会社では彼は副社長で、私は秘書。しっかりケジメをつけないと。