「ん〜〜っ!

 ちょっと冷えるけど気持ちい〜!」


「山になんか来て何が楽しいのかしら。

 そもそも農作業体験とか

 その道に進まない人にやらせて何になるのよ。」


バスから下りて伸びをしていると、カレンちゃんの文句が耳に入る。




今日は林間学校初日で、普段はファンタムグレーに染まってる同級生がラフな私服でうろうろしている。


ちなみに凛ちゃんがお休みした日の帰りはレオ先パイに追いかけられることもなく無事に帰ることができました。





「ほら。早く荷物置きに行くわよ。」


「あ、うん!」


カレンちゃんと一緒に林間学校の3泊4日の間お世話になる宿に入った。