ケータイ小説 野いちご

先生、好きって言って。

2.






月曜日。



久々の学校。




朝、教室の扉を開けると涼が飛びついてきた。





「蘭ちゃーーん!おはよう!風邪はもう治ったの?」



「涼、おはよう。お陰様で体調は回復したよ。」



「よかった〜。月曜日まで会えなかったから寂しかったよぉ。ねぇ、今日は学食でご飯食べない?」


学食か、いいね。



「いいよ。今日はお弁当持ってきてなかったからちょうどよかった。学食の唐揚げ定食食べよっと。」



「あーいいね!僕は何にしようかな〜迷う〜。」




「って、まだ朝だけどね。」



「いいのいいの!」




全く、涼は気が早いなぁ。




それより、私は先生の所へ行きたい。




もう学校来てるかな?




送ってくれたお礼言わなきゃ。





「あ、涼私ちょっと先生の所行くね。」




「あーそれがね……」



「え、どうかしたの?」



「実は先生、金曜日辺りから喉が枯れてて授業の時も声ガラガラだったんだよ。何か今にも倒れそうな顔してたからもしかしたら今日は来てないかもしれないよ。」



え、うそ…。



私のせいだ。





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