とある日、いつものように
open準備をしていると
お店の前に人が立っていた。

恐怖と震えで
持っていたグラスを落としてしまった…

見つけた、と言わんばかりに
ニヤリと笑い立ち去った…

その音を聞いて
みんな駆け寄ってくる…

『あかり?!大丈夫?!』

璃空の声…

そのまま意識を失う…

目が覚めると蘭さんがいてくれた。

『蘭さん…』

『あかり』

『蘭さんっ!!』

飛び起きて蘭さんに抱きつく。
ガタガタと震え、

『蘭さん、あの人…
あの人だった…
見つかっちゃった…』

どうしようもない恐怖に襲われ
パニック状態、
蘭さんがずっと背中をさすってくれた。