彼女との出会いは最悪。
歓楽街のメインストリートの真ん中位置しており一際輝くネオンの光。店内は荒れ狂う酒池肉林。彼女はそんふうにオレの働くホストクラブを見ていたかも知れない。

実際には、全く違う。上品な紳士が淑女をもてなす社交場は言い過ぎだけど、店内はテーブル席で埋め尽くされ、そこに腰かけている女性たちは一様にオシャレをしている。

飛び交う会話は社交界そのままにというわけではなく、どちらかというと合コンのノリに近い。合コンのノリそのままにオレは促されるままシャンパンをビンごと口に運ぶ。一気飲み。これが最悪の出会いの引き金であり、元凶。