永遠は柚葉の両親にあるお願いをした。
柚葉の両親は快諾してくれたが家に戻り自分の両親にも伝えなくてはならない。
覚悟を決めて永遠は自宅へ帰った。

そして、リビングに父と母を呼び、話始めた。

「父さん、母さん、俺柚葉の家で暮らしたいんだ。」
その言葉に永遠の母は驚いていた。
しかし永遠の父は息子の考えていることが分かっていたかのように落ち着いている。
「これから仕事が始まると柚葉との時間が少なくなる。でも一分でも一秒でもそばにいたいんだ。俺にできることはなんだってやりたい。」
永遠の言葉に母は父を見る。
「柚葉ちゃんのご両親には?」
「了承してもらってる。」
永遠の父はまっすぐに息子を見た。