「ハックション!」
「おいおい風邪か?移すなよ?この大事な時期に」
夏休み真っ盛りの今。最近、くしゃみが止まらない。
「いや、宏太と誠の引退の大会近いのにそんな事してられないでしょ。風邪じゃないよ(多分)」
心配そうな顔をして顔を覗き込んでくる宏太にそう言うと、宏太は「ふーん」と興味無さげに視線を俺から別のところに移した。
その先に居るのは――――。
あいつだ。
「なぁ、宏太。なんで、アイツが男バスに居るの?アイツ、女だよな?」
宏太は一瞬だけ俺に視線を合わすと、すぐにアイツに視線を合わせる。
「バスケしたいって言うから、許可したけど?」
「おいおい風邪か?移すなよ?この大事な時期に」
夏休み真っ盛りの今。最近、くしゃみが止まらない。
「いや、宏太と誠の引退の大会近いのにそんな事してられないでしょ。風邪じゃないよ(多分)」
心配そうな顔をして顔を覗き込んでくる宏太にそう言うと、宏太は「ふーん」と興味無さげに視線を俺から別のところに移した。
その先に居るのは――――。
あいつだ。
「なぁ、宏太。なんで、アイツが男バスに居るの?アイツ、女だよな?」
宏太は一瞬だけ俺に視線を合わすと、すぐにアイツに視線を合わせる。
「バスケしたいって言うから、許可したけど?」