ねぇ、璃々


知ってた?


今さらだから秘密のままにしておくけど、
璃々が思ってた、たまたまが重なったのはたまたまじゃないんだよ?


本当はずっと璃々だけを見てきたんだ。


俺の生きる時間すべてに璃々がいたんだよ?

でも、これは教えてあげない。

俺だけの秘密。

だからね、璃々。

きみを誰よりも幸せにしてあげるからね。