「のん、おーはーって、、疲れてる?」

「のりりん、おはよ~、、」

朝、のりりんはお父さんに乗せてってもらうため登校は別々。

私は、いつも通りの徒歩。

そして、朝からあの先輩から逃げてきた。
まさか校門で待ち伏せしてるとは、、
今までで1番厄介。。

「な、なにもないよ、大丈夫」

とりあえず、巻けたみたいだし…
放課後が恐ろしすぎる、、。

今までの嫌がらせのことは、
のりりんには一切言ってないし、
これからも言うつもりは無い。

下手な心配かけたくないし、のりりんのことだからきっと、嫌がらせしてきた人達にやり返しするに違いない……

さすがに、男の人の力にも絶対に勝てるわけじゃないんだから、、危険に晒すような真似出来ないよ。