糸side
「えーー!無理だよ!そんなの!行かない!行かないー!!」
「しー!!声大きい、糸!」
近くにいた
クラスメイトが何事かとびっくりするくらい
大きな声を上げてしまった。
いや、だってびっくりするよ。
彼の高校の文化祭に行こう、だなんて。
「何か変わるかもしれないし!」
行こうよー!とグイグイ攻めてくる奈々に負けて明後日の文化祭に行くことになった。
もし
もし彼に会えたらどうしよう。
でも、、彼はわたしのことなんて知らないかもしれない。
いちいち、電車に乗っている人なんて覚えていない、きっと。
でも、もし、彼に会えて話ができるのなら。
何か変わるかも。
「えーー!無理だよ!そんなの!行かない!行かないー!!」
「しー!!声大きい、糸!」
近くにいた
クラスメイトが何事かとびっくりするくらい
大きな声を上げてしまった。
いや、だってびっくりするよ。
彼の高校の文化祭に行こう、だなんて。
「何か変わるかもしれないし!」
行こうよー!とグイグイ攻めてくる奈々に負けて明後日の文化祭に行くことになった。
もし
もし彼に会えたらどうしよう。
でも、、彼はわたしのことなんて知らないかもしれない。
いちいち、電車に乗っている人なんて覚えていない、きっと。
でも、もし、彼に会えて話ができるのなら。
何か変わるかも。