ケータイ小説 野いちご

私の学校の生徒会、実は魔術師の集まりだったそうです

始まりの生徒会

「なぁおい、あれメイリンじゃないか?」

「確かに・・・・・・!滅多に魔法協会にゃ来ないって噂だったよな?ラッキー」

私が魔法協会───異空間に創られた、本来であれば存在しない時空の狭間までくると、周りがどよめく

私って、そんなに有名だったっけ

たまに一人で戦いに出ているけど、そこまで戦績を上げた覚えもない

それにこんな小娘ごときに何があるというのか

はぁとため息をつき、普通の地面と比べて安定しない道を歩く

異空間に創られただけあり、かなり特殊

まず、時間の流れが現世とは違う

かなり遅い。ここでの1時間は、現世の1分にもならない

そして全体的に景色が紺色

さらに言えば、地面は魔力で安定させなければ転んでしまうほどにバランスをとるのが難しい

ちなみに私はもう慣れたので、魔力を一切使わずに歩けるし、走れたりもする

さて、そんなこんなで魔法協会の建物の中に入った

イメージでいえば、プチお城

王族が住むような城。欧米の建物

装飾過多な城を少し控えめにしたようなものが魔法協会

中に入ると、さらに注目を浴びる

・・・・・・自意識過剰か

ちなみに私は、父の権限で顔パスで奥まで入れる

奥・・・・・・というか、最上階にある部屋

そこに父はいる

受け付けの女性から顔パスでテレポーターの使用許可をもらい、受け付けカウンターの奥に通してもらった

歩くのはめんどくさい。いつもテレポーターで瞬間移動している

案内されたテレポーターに魔力を流し起動

移動場所をイメージし、さらに魔力を流す

直後、私の姿は建物の最上階に着く

会長室とプレートのかかった、重々しい雰囲気を醸すドアの前に

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