幸せな日々を送っていた私に突然悲劇は訪れた


「いろは。迎えに来たよ」

突然誰かに話しかけられ、後ろを振り向くと

「み、湊音……」

私のもう1人の幼なじみ湊音がいた


「いろは。こんな町引っ越して僕の所へおいで。親なんか置いて行きな。友達なら向こうにもいるからさ。」


湊音はひなたより先に仲良くなった友達で、私がお母さんに暴力を振られていることを知っているゆういつの人間だ