みずほを守っていられる、強くてたくましくて唯一の親友。


みずほのそばで、ずっとみずほの笑顔を見ていたい。


そうであるために、今の私になったんだ。


必死で、みずほの隣にいられるように今の私を作ってきたんだ。


そんな私を否定しないでほしい。


私が作った私も、ほんとの私だって思っていたいんだ。



そうでなければ、私の存在意義がなくなってしまうから。



シャワーを浴びて支度をする。


体のだるさが取れていかない。






終わりの見えない悪夢に、私はいつまで耐えていられるんだろうか。