「あーっ、やっと戻ってきた!」



あの後、またまた急に桜雅くんに手を掴まれたかと思うと、違う部屋へと連れていかれ。


「あっれ~?2人で何してたのかなぁ?」



2人で遅れてきたものだから、松岡くんにからかわれてしまった。


「ほら、駿も2人をからかうのはここまで。蒼唯さん顔真っ赤だよ」



う....それは指摘しないでください...。


....というか、すごい豪華な部屋だ。



ぐるっと部屋を見回してみると。


高そうな皮のソファーが置かれていたり、テレビの横には、最新式と思われるゲームがたくさん置かれてたりなど、全体的にお金がかかっていそう。



「すごい、部屋ですね....」


「ここ、幹部たちの専用の部屋なんだよ。たまに泊まったりするから、奥にいけば寝室もあるし、簡易的なキッチンもあるよ」