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どうしょう。いい加減泣き止まないと理性がやばい。


「ーーーーグスッ」

ベッドの上にいる俺と、あげは。

「あのさ、あげは。
今さあ、二人っきりなんだ。

龍も、黒も居ないんだよね。
でもって、俺はーーーーあげはが好きなんだけどどうしたらいいかな?」




泣いてると困る。


って言うか既にーーーー


「あっ、あのっ。
ご、ごめんなさいっ!」

ーーーー困らせてる。



でもって、すごく離れていった。
あんまり、離れられると寂しいんだけどな。


「ーーーーあげは、二人っきりだねっ」



困らしたくは無いけど、からかいたくなる。

ビクッ!

ほら、肩がわずかに上がる。

「ーーーー私、ちょっと失礼しますっきゃっ!」


ごめんーーーー。
逃がさないーーーー。


逃げようとしたあげはの身体を、ベッドに沈めた。





「白。
離して?
ダメっ」



震えてるあげは。









重ねてしまった唇と唇。









「ーーーー好きっ」








言ってしまった言葉。