.*・゚ .゚・*. あれから、1か月。 梨帆と本当の双子であることを公衆の面前で暴露してしまった私は対応に追われて、それがようやく落ち着いて。 お昼休みにいつも通り女子たちとお昼を食べようとすると、梨帆がにやにや笑いながら私の脇腹を小突いた。 「彼氏さん、お待ちじゃないの?」 梨帆の目線を追うと、尾野くんが困ったように笑っていて。 私はまた、頬を染めてしまった。