世界の海の東端。
小さな島国、日本は神道の国。

首都東京の中心にある皇居にお住まいになっている皇族と、その血を引く4つの宮家が古からの伝統行事を受け継いでいる。
皇室から離れ一般人として暮らす宮家の方々は、当然職業も持ち普通の暮らしをしている。
さすがに当主となれば色々なしがらみがあり個人的な思惑でばかりは動けないが、家としては大きな会社をいくつも経営している人が多い。
要は一般市民からは想像もできない大金持ち。

そして、日本は立憲民主主義の国。
政治のトップか総理大臣。
皇族や宮様はあくまで象徴としての存在であり、政治的な力を持つことはない。
しかし、今の日本には両方の力を併せ持つ家がある。

高宮家(たかみやけ)。
4大宮家の1つでありながら、その次期後継者である高宮英哲(たかみやえいてつ)は総理大臣の座についている。