「わかったよ。
極力我慢するーーー。
だからーーーー部屋、来るか?」


甘い誘惑。

ドキドキしながら入った部屋。


初めて先生の部屋に、入った日。

「ドキドキします。
だけどーーーー寂しくないよね?
一人は嫌ですっ」


そう言ってから大胆な発言をした、と後悔した。

ーーーードサッ。



私は、先生のベッドに押し倒れた。






「煽りすぎ。
あんまり煽ると、この先止まんねーよ?」



そう言いながら、離れてく先生。


私は首を傾げた。

「先生、キスしないの?」




ビクッ!

わずかに上がる肩。


見つめた先生の顔は、真っ赤だった。