ケータイ小説 野いちご

【完】俺の隣にいてほしい。

*どうしてそんなに優しいの?

翌朝、私が登校するとすぐに、優里亜ちゃんと彩実ちゃんが私の席まで飛んできて、さっそく昨日のことについて聞いてきた。


「ねぇねぇ、昨日あのあとどうだった!?」


目を輝かせながらワクワクした様子で尋ねてくる優里亜ちゃんと、心配そうに眉をひそめる彩実ちゃん。


「優里亜から聞いたよ! 学校まで迎えに来たんでしょ? 大丈夫? 変なことされなかった?」


「だ、大丈夫だよっ。何もされてないよ。昨日はただ、一緒にハンバーガー食べただけで……」


私がそう答えると、「へっ?」と驚いたような声を出し、目を丸くする二人。


「ハンバーガー!? ご飯食べに行ったの?」


「うん」


「へぇー、じゃあ一応デートしたんだ」


「デ、デートっていうほどでもないけど……」




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