「へー、ここが彩佳の家なんだ!」
「う、うん」

私達は、勉強会の会場であるうちに来ていた。
陵君との関係を言ってなかったので、陵君には
『ごめんなさい💦うちで香耶ちゃんと勉強することになりました。だから、しばらくどこかで時間を潰してくれませんか?』
とメッセージを送っておいた。

「私の部屋はこっちだよ!今飲み物とってくるね!
ミルクティーでいい?」
「うん、何でもいいよー」
「分かった、ちょっと待ってて」

そう言って、リビングに向かったら……

「な、な…なんで、いるの?」
目の前に陵君……

私に指摘されたご本人は「あー」と言いながら「一旦着替えてから出ようと思ったら、お前らが来たから…」

な、な、なんてタイミングの悪い私