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今年最後の花火を君と

2

目を覚ますと私は職場の病棟のベッドの上に居た。
「姉さん!」私に気が付いた凛が言った。
「り、ん」声が思うように出なかった…
「待って、ナースコール押すから…」と凛はナースコールを押した。
すると、「姉さん!」と弟の1人の葵が来た。
「葵…」私は久々に彼の顔を見た。
「玲姉さん…」と少し時間が過ぎてから、もう1人の弟の圭が来た。表情が暗かった…
「圭、どうしたの?」私は聞いた。
「姉さん…なんで黙ってたの?」と彼は言った。
バレたらしい…
みんなは何の事?と言うような顔をしていた。
「圭、知ってるの?」私は言った。
「うん。検査結果でわかった。」と圭は言う。
「そう。」私はポツリと呟く。
「これ…」圭が私の目の前にある机にカルテを置いた。

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