ケータイ小説 野いちご

星の降る世界

見なかったメール



side 智尋




小さい頃、流れ星に叶えてほしいことを願うと、願いが叶う。




そんなことを聞いたことがある。




流れ星に願っただけで、願い事が叶うなんてそんなことあるわけないと思ってた。




こんなことになる前までは…




「あれ…?みんないない」




確か、何かが光って…それで…。




「まさか…願いが叶ったの?」




近くにいたはずのみんながいない。




「そっか…」




これで…苦しむことがなくなる。




遥と瑠璃に会わなくてすむ。




やっと…罪悪感からも解放される。




これで…よかったんだ。





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