ケータイ小説 野いちご

星の降る世界

流星群




セミの声がうるさいある夏の暑い日。




朝、私が教室に入ると、いきなりこんなことを聞かれた。




「智尋!流星群っていつだっけ?」



…流星群?



あぁ、そういえば今日の朝ニュースでやってた。




「たしか…一週間後だよ」




「一週間後か…じゃあさ、遥君達誘って見に行こうよ!」




智尋、誘って来てよ!と無邪気に笑いながら言う瑠璃。




そうだった…瑠璃は遥が好きなんだった。




「遥は私より、瑠璃に誘われたほうが嬉しいと思うけど?」




それに、私が言っても絶対来てくれないよ…遥は。




< 1/ 17 >