ケータイ小説 野いちご

ねぇ、僕じゃダメ?

日常の変化

月曜からの学校がこれまでになく憂鬱で、この上なくむなしい。

昨日のひとときが嘘だったんじゃないかと、起きがけに思い返したくらいだ。

学校での僕はどちらかと言えば、成績もスポーツも人当たりもいいらしい。

かといって、それを気にも留めない。

他人の評価なんて所詮は誇大されることもあるからだ。

教室に入ると窓際の僕の席には、必ずといっていいほど仲間が群れている。

「はよー。」

「おう、タケー、今度の日曜カラオケ行かねー?」

仲間の一人が僕を見るなり、含み笑いをした。

ただのカラオケじゃねーな。

「なんかあんの?」

「よくぞ聞いた。Y女と合コンだ。」

やっぱりな。

コイツ、山池が含み笑いをするときは大抵合コン関係だ。

今までなら断る理由もないから行っていた。

彼女がいるとき以外は。

けど、、、

「うーん、パス」

「なんだよ。彼女出来たのか?相変わらず出来るのはえーな。」

「いない。ただ、乗らないだけ。」


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