あたしが向かった先は3階にある登山部だった。
今日は部活がない日なのか、教室には誰の姿もなかった。
もしかしたら鍵が開いていないかもしれないと思ったが、ドアに手をかけてみるとそれはすんなりと開いてくれた。
誰かドジなヤツが鍵をかけ忘れたのだろう。
あたしは教室へ入ると、そのまま真っ直ぐ奥へと進んだ。
登山部には友人が所属しているから、部活見学に来たことがある。
どこになにが置かれているのか、だいたいは把握していた。
教室内に置かれた本棚には沢山の山の本が入れられていて、本棚の上には山の模型が飾られている。
更にその奥へ向かうと部員たちが普段使用している大きなリュックが目に入った。
あたしはその1つ1つを確認していき、1番大きな黒いリュックに目を付けた。
先生用のリュックなのか、中には登山に必要なものと、プラスアルファで沢山の道具が入れられている。
今日は部活がない日なのか、教室には誰の姿もなかった。
もしかしたら鍵が開いていないかもしれないと思ったが、ドアに手をかけてみるとそれはすんなりと開いてくれた。
誰かドジなヤツが鍵をかけ忘れたのだろう。
あたしは教室へ入ると、そのまま真っ直ぐ奥へと進んだ。
登山部には友人が所属しているから、部活見学に来たことがある。
どこになにが置かれているのか、だいたいは把握していた。
教室内に置かれた本棚には沢山の山の本が入れられていて、本棚の上には山の模型が飾られている。
更にその奥へ向かうと部員たちが普段使用している大きなリュックが目に入った。
あたしはその1つ1つを確認していき、1番大きな黒いリュックに目を付けた。
先生用のリュックなのか、中には登山に必要なものと、プラスアルファで沢山の道具が入れられている。