ケータイ小説 野いちご

「もっと嫉妬して…」変わった愛の交換



あたたかい…。
寒い冬でも彼の腕の中にいると心地が良い。
ずっとこのままでいたい。
彼の寝顔を見るたび、彼の吐息が私の耳に優しく吹きかかるたびに彼を愛しく思う気持ちは増していく。

時々自分が怖くなった。
好きすぎて不安になっていじめたくなって…。

土曜日の朝、いつもより早く起きた。
「5:00am」
そう表示する目覚まし時計のアラームを消すと
私を囲む彼の両腕の先にある手に自分の手を交わらせるかのように繋いだ。
すると彼はより、
私のことを強く抱きしめながら
「お前は俺のものだ。忘れるな。」
と私の耳元で優しく囁いた。


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