「純恋ちゃん、休憩入っていいよー」



「あ、はい。」



私は丁度やっていた仕事をキリのいいとこまでやって休憩に入った。



私の名前は星野 純恋(ほしの すみれ)。このカフェで働い
て3年ちょっとになる。バイト先の社員さんも、バイト仲間もみんな良い人ばかり…ただ、1人を覗いて…



「げ、お前も休憩かよ…ブスミレ」


憎ったらしい顔でそう言う、彼は白井 涼(しらい りょう)。さん何故か私にだけ意地悪を言ったり、強く当たったりする。



「また、純恋ちゃんにそんなこと言って…ごめんね毎回毎回」



そう言って爽やかな笑顔でそう言う彼は黒川 雅(くろかわ みやび)さん。涼さんとは全く正反対で私にも凄く優しい。