ケータイ小説 野いちご

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年下の生意気な奴に懐かれました。

〈6〉勘違いと嫉妬。


最近悩みというか困るというか、とにかくこれだけはどうにかしてほしいというものがある。

もちろん結城くんに対してだ。

……理由は、いたってシンプルで簡単で、それは、スキンシップが多すぎる事。

隙あれば抱きしめてくるし頬やおでこにキスは当たり前で、短い時間ならまだしも、長い時はお昼休みにずーっとべったり状態。

それではお昼休みの意味がなく、身体が休まるところか負担の方が大きい。


負担っていっても悪い方じゃなくて、ドキドキしっぱなしで落ち着けないって事で。

嫌とかそういうわけじゃないんだけど、少しくらいスキンシップを減らしてほしいというか、わたしのペースにも合わせてほしいというか…。

そう思うのに面と向かって言えずにいるのは、わたしの悪い癖で弱虫な性格が邪魔をする。

きっと結城くんの事だからこんな事を言ってもこたえたり落ち込んだりなんかしないんだろうなぁとは思うけど……

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