行くと、早速警護を任された。
私は不思議だった。上からといえ、ここが狙われる理由がどうしても気になってしまったのだ。
理由も知らないまま私は指示された所に立っているだけ。
私は反対側にいる彼に目を向けた。彼は眠そうだった。私も謝りたかったし、早く家で一緒にコーヒーを飲みたかった。
そんな事をこの時には当たり前のように考えていたのかもしれない。

爆弾爆発まであと、2時間…