ケータイ小説 野いちご

いつか家族になる日〜嫁の再就職〜

嫁の職探しー嫁目線ー

『好きな人のお嫁さんになって
幸せな家庭をつくる』


それが、幼い頃からの夢だった。


だから妊娠がわかって結婚が決まった時、仕事を辞めて家庭に入ることに全く躊躇いはなかった。


あの時旦那様はまだ社会人2年目で、彼だけの収入に頼ることになるというのに全く不安も感じていなかったのだから、夫婦して能天気だったのだとは思う。

無謀だったかもしれないけど、贅沢しなければ生活に困ったりしないし、文字通り幸せな結婚生活を送ってきた。


素敵な旦那様と可愛い3人の子供達に恵まれ、12年間楽しく専業主婦をやってきた。

専業主婦は『三食昼寝付き』なんて言われるけど、決してそんなことはない。

子供が歩けるようになれば育児サークルなどに通い、幼稚園に通う年齢になれば送迎してその間に家事や買い物をこなす…それなりに忙しい毎日だった。


旦那様は家事にも育児にも積極的。

結婚4年目から単身赴任になってしまったが、毎週末帰ってくるほど子煩悩で、自分で言うのもどうかと思うけど妻にも優しく、愛妻家。

しかも…、これも嫁の私が言うのもどうかと思うけど、爽やか系のイケメンで、とにかくうちの旦那様はカッコいい。

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