それは遠い昔のできごと。
幼い頃の儚い記憶。

真っ暗な闇を照らすように満点の星が輝いている。

そこはどこかの丘の上で
幼い2人が並んで座っている。

「大人になったら僕と結婚しよう!」

「うん!」


星の光に照らされモノクロの君の眩しい笑顔。

もう名前すら思い出せないけど
大好きだった男の子。

あなたはあの日交わした約束を
今でもまだ覚えているの?