ケータイ小説 野いちご

雨上がりの空に咲く花

ちびとラブレター


澄みきった青空の下、緑の香る草原で寝転んで遊んでいる

ペロペロと舐めてくる一匹の小さなモフモフした、私のお気に入りのワンちゃん

名前をチビってゆーの、メチャかわいいんだあ


「 くすぐったい 」


ふふふ…


「 小梅?…」


…うん?


「 チビ?… 」


「 小梅?・・ 」



おかあさん?

あれ?

目を開けると、覚えのあるぬいぐるみとパンダの手

ここは…

私、何してたんだろ、横を向くと、そこにはおかあさんがいた。


「 気がついたのね、良かった 」

「 チビは?」


「あなたじゃないの?
ほら、紗世ちゃんにいつもそう言われてるでしょ?」

「違う....モフモフの.... 」

「 モフモフ?」

「 そう......白い.....ワンちゃん・・・ 」

「 ふ〜ん 夢を見てたのね、さあ、もう一度寝なさい…あなた疲れてるの、だから今はゆっくり休みましょ…」




だって…

あの川で確かに…

その後…


だめだ、思いだせない




< 33/ 186 >