私は親友の・・・希衣の過去を隼人先輩に話していいのかギリギリまで考えてた。

「美紀」

「雅樹・・・私・・・」

どうしよ・・・

3限目には笑顔で戻ってきた希衣。

ちょっと泣いたのかな。

目が赤い。

「美紀はさ、お前が決めたことすればいい。俺はお前の味方だ。結果悪いことになっても俺はお前の味方。悪かったところは一緒に考えて反省すればいい。行って来いよ。」

「雅樹・・・行ってくる。希衣、紗季、千夏!ちょっと行ってくる!」

「いってら~!」