ケータイ小説 野いちご

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天然たらしが本気を出す時。

曇り空
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あの夏祭りから始まった夏休みはあっという間に終わってしまった。

ミユとマイと遊んだり、たまに七瀬くんからメールが届いたりとわりと充実した夏休みだった。


夏休みが終わったということは、すぐに修学旅行だ。

楽しみで仕方がなくて、夏休み中ネットで北海道のことを調べまくっていたのはまぎれもない私である。

楽しみだなあ。







「気をつけていけよ~」

お兄ちゃんに見送られながら家を出る。

ついに今日出発だ。


ちなみにあの夏祭り以来、お兄ちゃんは七瀬くんとすっかり仲良くなってしまい、連絡先まで交換していた。

そのため「七瀬くんがいるなら安心だな~」と七瀬くんは兄から絶大な信頼を得ていたのである。恐ろしい。





学校に着くとみんなソワソワしていた。

まだ朝の5時だ。

この早朝から出かけることのワクワク感をみんな感じているようだった。

私もワクワクドキドキ




「小菜、おはよう」

「おはよう、マイ。服可愛いね!」

「本当?ありがと。小菜もキマってるよ」


修学旅行は私服OKだから、いつもより数倍オシャレをしているマイ。とても可愛い。


そして私もこのために新しい服を買ったのだ。
顔はともかくオシャレは私もバッチリだ。




そして少し遅れてきたミユと合流し、キャリーバッグをバスに詰め込み空港までのバスでお喋り。




みんなテンション高めだ。


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