「てことなんですが…」 朝から私たちは、先生の元で話をしていた。 「うーーーん…。 確かに立花が今までしてきたことはあるが… これだけじゃ、更生しましたと言われれば終わりじゃないか?」 柴崎先生は親身になって話を聞いてくれる。 「ですが、このボイスレコードが…」 「それもなぁ…。 暴言もたしかに悪いが、手を出した決定的証拠がない…。」 それって…