ケータイ小説 野いちご

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闇に溺れて、秘密のキスを。

強引




目覚ましの音が鳴り、私は夢から現実へと引き戻された。


次の日の朝。

外の天気は良いとは言えず、カーテンを開ければ雲が青空を覆い隠している。


天気予報では一日中曇りだと言っていた。


ベッドから降りて勉強机の上をぼんやり見つめていると、一枚の紙が目に入った。


【進路希望調査】

昨日、先生にもらった紙だ。


高校を卒業してからどうするのか、なんてまだ私は決めていない。

文系だから、おそらく文系の学部がある大学に通うんだろうなってぼんやり考えている程度。


一度ホームルームの時間にこの紙を配られたのだが、何も記入できないまま提出をしたため、昨日の放課後に先生と話をしてまた新しい紙を渡されたのだ。


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