ケータイ小説 野いちご

学年1のイケメンが探してる美少女は うちの弟です

8 【 唐草 美麗 】



【早乙女 和真side】


………

……




気をつけていたはずなのに、思いっきり やらかしてしまった。

いや…初めて来た場所だったから、知らず知らずのうちに気が緩んでいたのかもしれない。


ていうかさ……、



「……普通、遊具の写真でバレるかねぇ……」



……ほんっとに、目ざといというか なんというか……。

ネットの世界って怖いなぁ……。



「……まぁいいか。 「公園に行ってみる」って言ってるのは一人だけだし、広い公園内で会うなんて方が難しいだろ」



コメントを見ながらポツリと呟く。

確認出来る限り、実際にこの公園に来たことがあるのは5人。

そして今 向かってるだろうコメントをアップしたのは…「stardust193」という人だけだ。


スターダスト…星屑さん、か。

出来れば会わずに終えたいけど、会ってしまった場合のことも想定しておかなきゃ。

……クズじゃない人だったらいいなぁ。

円くんみたいに俺を受け入れてくれる人ならいいのに。


なんて思いながらも、デジカメで写真を撮っていく。

携帯はマナーモードにしてカバンに突っ込んだ。

理由は…姉ちゃんと円くんから鬼のように電話が来てるから。


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