ケータイ小説 野いちご

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『実話』手を伸ばせばいつでもそこに光があった。

episode 1
ありふれた幸せ

ブーブーブー
目覚ましがなっているけど私はまだ眠い……!



朝だから仕方なく起きるけど。



顔を洗って制服に着替えて髪を整えて校則に引っかからないくらいの薄いピンクのリップを塗って家を出る。いつも通り。



「いってきまーす」



朝起きるのは嫌いだけど、学校が好きだから頑張って起きることができる。



私が通う幼稚園から中学校まで一貫の私立学校は県でトップを競うほど頭が良い。



その中でも一位にいる私は先生や生徒からの期待も厚い。



だからこそ勉強は本当に大変だけど支えてくれる友達がいるから私は頑張れてるんだと思う。



偏差値は70を超え、運動もいつも1番、習い事だって誰よりもできる。



ホームルーム長で、みんなから頼られる。



親友がいて、友達に囲まれて過ごしていた私。



この時の私は屈折なんて知らなかったし何よりも自分に自信があった。



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