食道を火傷をした。熱いたこ焼きの様な食べものを、冷まさずに食べてしまったからだ。
その箇所だけが熱くて痛かった。
その箇所だけが、ちかちか発光してるかの様だった。
熱くて痛いから必死で冷たい氷水を飲んだ。
何とか冷すことは出来たが痛かった。

▼△

目が覚めると僕は仄暗い室内に居た。床は土の地面だった。体についた土誇りをはらって辺りを見渡した。少女が居る。可愛らしい白色のミニスカートのワンピース。そして簡単なエプロンを着けていた 。壁が洞窟の様だったので、僕はともかく、場違いな印象を受けた。汚れるのを気にせずに、彼女の座っている辺りに、男が眠り込んで居た。顔に御札が貼られている。読めるかと読んでみるとそのスペルは何故だが僕のフルネームの様な気がした。よく見ると男はどことなく僕のコピーに見えなくもない。意を決して御札を取ってみた。何も起こらなかったので、ぽかぽか背中を叩いて止めさせ様とした彼女に安心しろと顔を向けた。直後、殺気がして、御札を剥がされた男が、ガバッと立ち上がった。



了