一次面接は、関西支社のあるビル、
関西支社の部屋の隣にある会議室。


のちの上司である疫禅士(ヤクゼンジ)さん。
年齢は33歳、女、独身。
(新卒から勤めていて、営業職→経理職になったらしいです。)


と、パソコンでテレビ通話が出来る某インターネットサービスを利用して、

関東本社の人間2人、
経理部の一番上の上司赳寄(タケヨリ)さん
年齢は60代、男。
と、
二番の上司問伝(トヅタ)さん
年齢は50代、男。


の、3人。




初っ端から、遠距離面接があるとは聞いていなかった私は、『なんだかなー・・・』とは思いつつも、面接が始まりました。



20分で終わったのですが、『なんだかなー・・・』は膨らんでいました。




まず、赳寄さんは高圧的極まりなかったのです。
終始簿記2級はいつ取るのかの話ばかりで、努力します、勉強中です、頑張りますをひたすら連呼していました。



問伝さんは、声がとにかく小さくボソボソ話すから何を聞かれているのか全く分かりませんでした。
もう、推理の域です。



疫禅士さんも聞き取れなかった部分は聞き返してくれていましたけど。




その当の疫禅士さん、私には質問せず進行役に徹していたのも印象的でした。