遠足の日以来舞は牧瀬と三浦と行動するようになった。 嬉しい反面寂しい気持ちもあった。 なんだか子が育っていったような感覚だった。 「舞ってさ、本当に渡曾くんのことなんとも思ってないの?」 「うん、ただの幼馴染だよ」 昼休み。 俺も同じ教室内にいるのにきくかその質問。 そう思ったけれどそれよりも舞の言葉に傷ついた。 ふられたしわかってるはずなのに。